筋の創傷治癒過程

骨格を持つ動物の筋肉は、その配置から大別すると骨格に付随して身体を構成し、姿勢制御に貢献する骨格筋と、骨格に直接付属せず、身体構成・姿勢制御に直接関わらない内臓筋に分けることができる。しかしこの分類方法は便宜的な分類であり、もっとも良く用いられる分類方法である組織学的分類によれば、横紋筋平滑筋心筋に分けることができる。また、意識して動かすことができるかという点で随意筋(横紋筋のみ)と不随意筋(心筋・平滑筋)に分けられる。

受傷後1~2日:細胞浸潤の時期につづいて、まず筋芽細胞と呼ばれる紡錘形の単核細胞が見られるようになる。*衛星細胞は、損傷後2~3日すると筋壊死部に見られるようになる。衛星細胞…脊髄神経節・脳神経節・自律神経節の細胞体を取り囲む神経膠細胞。筋芽細胞…のちに筋線維になる原始筋細胞。

受傷後5~6日:筋細胞のように細長い形質に核の1列に並んだ細胞が出現する。

受傷後2週:多くの線維では空胞が消失し核は細胞周辺に寄り、中心部は筋原線維が規則正しく配列しほぼ正常筋線維の形態となる。※ この再生過程は筋の発生過程とよく似ているが、違いは再生過程ではその変化が非常に早いこと、および再生過程の相が同期的でなく、いろいろな発達段階のものが同時に存在するという点である。

投稿者: 理学療法士ケンシロウ

はじめまして。現役で理学療法士をしているケンシロウです。 趣味は野球観戦、競馬です。 一般の人や学生さん、臨床経験が浅い方向けの投稿や今自分が思っていること、趣味の競馬予想などを配信していきます。宜しくお願いします。

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