実習について 理学療法士を目指す人向け

今日は実習について書いていきます。

実習は大きく分けると4つあります。

1年生の時に行う見学実習。これは病院とはどんなところで、実際の臨床現場ではリハビリをどのように行なっているかや、患者様とのコミュニケーションの練習を目的に1週間程度行われます。

2年生では検査体験実際を行います。これは今までに学校で学んだ検査・測定を実際の患者様で練習させてもらう実習です。

3年生では評価と臨床実習が2つあります。   評価実習は検査・測定した事から何が原因で各動作ができないか、生活で困るかを考え、考察し、どのようなリハビリを行うとよくなるかを考えるところまでやる実習です。

臨床実習は①と②に分かれ2回あります。どちらもやることは同じですか、実習先が変わります。臨床実習は評価実習まででやった事を実際の患者様で行い治療効果があるかを検証する実習です。上手くいったこと、いかなかったも含めて最後に考察まで行います。

これから理学療法士を目指す方や学生さんは参考にして下さい。

理学療法士の学生生活

専門学校時代の学生生活にフォーカスを当てて記事を書いていきたいと思います。

まず自分は3年制の専門学校に入学しました。

前期、後期の2学期制で、講義は1コマ90分で午前2コマ、午後2コマというような形で講義がありました。午前9時から10時30分まで、間10分の休憩を挟み、12時10分まで2コマ目を受講し昼休みになります。午後は13時から開始し、各コマの間には10分の休憩を挟みます。講義後にホームルームがありおおよそ16時半頃に解散となります。

解散後はその時やっている単元の復習や評価、治療法の練習の為に残っている学生もいれば、アルバイトや遊びに出かけるなど人によります。

自分はテスト前は実習前はなるべく学校に残り、勉強や技術練習をしていました。

テストは各講義が終わってから大体2週間後位にあるイメージです。

どのテストも同じですが100点満点中60点以上で合格となり、単位取得となります。

単位取得ができなかったり場合は再試験料2000円を払い原則1度まで同じ講義の試験を受けられます。内容は結構変わりますが…

再試験でも通過出来なかった場合は留年になる事が多いです…そんな友だちが結構いました。

試験合格判定は掲示板に貼られます。

Sは90点台から満点、Aは80点台、Bは70点台、Cは60点台、Dは60点以下で不合格という感じで張り出しをされてました。学籍番号の横に点数が張り出されるので誰が何点位取ったかはすぐわかってしまいます。

自分の印象ですが、留年が決まった学生はほとんど辞めていってしまいます。後から入ってきた学生と1年以上やっていくのは想像するだけでも辛いですからね… もちろん中には辞めずに頑張る人もいます。この記事を読んでこれから入学を考える方、現役の方は留年しないよう勉強して下さいね!

国家試験を受けられる皆さんへ

今回は国家試験にまつわる話を書きたいと思います。

自分は10月いっぱいで臨床実習が終わり、少し息抜きをした後すぐに卒業試験、国家試験の勉強を始めました。

理学療法士になられた方がこの記事を読んだらきっと同じような事を思うと思いますが、国家試験よりも卒業試験の方が難易度が高かったように思います。おそらく年明け位に卒業試験を迎える学生さんが多いと思いますが、まずは卒業試験に通過する事を目標頑張って下さい!

自分が国家試験までに取り組んだ勉強方法を紹介します。

11月から12月はとにかく解剖学、運動学、生理学を中心に学習し、12月から1月にかけて各疾患別理学療法の勉強をしました。これだけでも年明けすぐの模試で8割取ることができました。1月から2月にかけては心理学者の名前や小児分野など国家試験に毎回一問出るか出ないかの問題を取る為に細かいところを詰めていきました。

国家試験前日に1年前の過去問を初めて解き、95%取れたので、自信を持って当日の試験に臨みました。

当日の試験が終わり、翌日に学校のみんなで手分けをし、自己採点しました。その時点で268点取ることができており、合格したと思いホッとした気持ちになったのを今でも覚えています。

合格発表はパソコンで確認し、無事に合格の確認ができ、免許の申請に行ったのを今でも覚えています。

手続きが少し面倒ですが、学校でやり方教えてくれると思うので言う通りにやって下さい(^^)

長くなりましたが、マークシートの記入ミスで落ちた友だちもいます。

最後の最後まで油断せず、時には息抜きをしながら頑張って下さい!

実習を通れたならきっと大丈夫です!

理学療法士になる為には

理学療法士になる為にはまず高校卒業資格を取得しましょう。

次に専門学校(3年制と4年制)もしくは大学を選択し入学します。

入学後は1年生は次のようなことを勉強します。

解剖学、運動学、生理学といった基礎医学や心理学、人間発達学、制度論、リハビリテーション概論、評価学といった内容を学習します。

2年生では1年生で学んだ基礎医学に加え、病理学、整形外科学、内科学、小児科学といった専門分野やリハビリに特化した専門知識を深める内容を学習します。2年生後期には5週間程度評価実習に行きます。実際の患者様を実際に検査・評価を行い、治療プログラムの立案までを行う実習があります。

3年生になると8週~12週間×2回総合実習に行きます。総合実習は検査・評価した内容からプログラムの立案を行い、実際立案したプログラムを行う実習です。この実習では実際に行った内容の考察まで行います。

※4年制の学校はおそらくカリキュラムは同じですが、授業の詰め方がもう少し余裕を持ちながら学習すると思います。実習の期間は養成校により若干の日数の差がありますが、理学療法士になった自分としては、短いよりは長いほうがいいと思います。

実習を無事に合格すると、次は卒業試験です。卒業試験は国家試験よりも難易度がやや難しい印象が自分にはあります。周りの同期も同じようなことを言っていました。

卒業試験合格後はついに国家試験です。国家試験は午前午後に分かれていて、午前100問、午後100問で行われます。100問の内はじめの30問が3点問題でマークシート方式で行われます。280点中168点以上(3点問題、1点問題の正答率6割以上)で合格です。

国家試験に合格し、免許が届き次第いよいよ理学療法士デビューです。他のリハビリ職種を目指す方もおおよそこんな流れだと思います。これから目指す方は参考にしてください。

今度は実習について更新したいと思います。

理学療法士とは

理学療法士とは一言でいうと患者様、利用者様へリハビリを提供する仕事です。

法律で以下のことが定義されています。

・理学療法士及び作業療法士法(◆昭和40年06月29日法律第137号)

「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。

少しわかりにくいので解説すると、病気やケガ等で体が不自由になった、困っている人が対象です。基本動作(寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行)といった動作能力の獲得を目指し、リハビリを提供します。最近ではリハビリテーションの分野が拡大し、スポーツ分野や小児分野、教育や介護予防分野など幅広くなってきています。

・理学療法士及び作業療法士法(◆昭和40年06月29日法律第137号)

「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸、工作その他の作業を行なわせることをいう。

作業療法士は対象が精神という文言が加わり、精神疾患を有する人も対象となります。リハビリの内容も少し違いがあり、応用動作とは衣服の着替え、トイレ動作、書字、食事、入浴、調理、手芸、工作といった日常生活において必要な動作の獲得を目指しリハビリを行います。

理学療法士になる為には高校の卒業資格がまずは必要です。養成校(専門学校もしくは大学)の入試に合格し入学、その後卒業資格をとり、毎年2月末から3月初旬に国家試験に合格することで理学療法士免許が厚生労働省より交付され晴れて仕事をすることができます。

理学療法士の養成校での事は細かく別の記事にさせて頂きます。